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2008-01-14(Mon) [長年日記] 編集

[coLinux] open SUSEのcoLinux用イメージを作る

はじめに

coLinux上でopenSUSEがつーかーいーたーいー,ってことで,自分でイメージファイルを作ってみる.CentOSでできる[1]んだったら,openSUSEでもいけるっしょ.

手順

ファイルのダウンロード

  • 使用したcoLinuxはdevel-coLinux-20080420.exe.
  • 使用したopenSUSEは10.3.
  • qemu-0.9.0-windows.zipを展開.c:\qemuにおく.
  • Kqemu-1.3.0pre11-install.exeをインストール.ひたすら次へ.

e:\opensuseに空ファイルの作成

fsutil file createnew e:\opensuse\qemu_opensuse10_3 5368709120
fsutil file createnew e:\opensuse\qemu_swap_512mb 536903168

DVDイメージからブート

cd c:\qemu
qemu.exe -hda e:\opensuse\qemu_opensuse10_3 -hdb e:\opensuse\qemu_swap_512mb -cdrom e:\opensuse\openSUSE-10.3.iso -m 256 -boot d -L .

適当にインストールをすませる.(2008-12-21追記)パーティションの設定が重要だった./hdaを/に丸ごと割り当て,/hdbをswapに丸ごと割り当て.インストールが完了したら,qemeをシャットダウン.

スペシャルデバイスの作成??

再起動したら残りのセットアップを済ませて,rootでログイン.coLinuxで使えるように,cobdを作る.

cd /dev
for i in 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
do
mknod cobd$i b 117 $i
done

coLinux用のデバイスファイル作成とみていいんかな?

イメージの切り出し(改行は要らないよ)

dd if=/cygdrive/e/opensuse/qemu_opensuse10_3 of=/cygdrive/e/opensuse/root.ext3 bs=512 skip=63

上はCygwinを使った例.Windows用のddも色々あるようだ.

できたものを適当な名前に変更(openSUSE-10_3.img)し,coLinuxのフォルダに移動.

起動ファイルの作成

colinux-daemon.exe kernel=vmlinux initrd=initrd.gz mem=256 cobd0="E:\coLinux\openSUSE-10_3.img" ro cobd1="E:\coLinux\swap.img" root=/dev/cobd0 eth0=tuntap ro

とかやると無事起動できた.

まとめと今後の課題

qemuってエミュレータでDVDイメージを起動,5Gのファイルを仮想HDDの様に扱って,そこにインストール.その仮想HDDから要らないところをはぎ取ると,coLinux用のイメージのできあがり.ということかな.

SSHでログインしてyastがあがるぐらいは確認したけど,本当にちゃんと動くかはまだ分からない.もう一個覚えるのがめんどくさくて試してないけど,VMwareも触っておきたいかも.

参考文献

[1] CentOS 5.0のイメージを作る@masahilogを参照,というか,そのもの.masahilogさんに感謝!


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