yuu_nkjm blog
2009-07-08(Wed) 編集
2011-07-08(Fri) 編集
[サーバまとめ][openSUSE][Postfix] Postfixの移行のまとめ
以下,リレーホストをbiglobeにしたときの設定を主に書く.おまけでGmailも.
yastから初期設定
- 最初の質問:標準
- 一般の設定:常時接続
- 外部配信メール:
外部配信用メールサーバ(O):[msagw.biglobe.ne.jp]:25(※デフォルトのポート番号である25番を使う時は省略可能の様だ.ここで25を付けなかったら他の時もつけてはいけないし,ここで付けたら他の時も付ける必要がある.後のSMTP-AUTHの設定(/etc/postfix/sasl_passwd)と関係する.ここではまった….)
TLSを使用する:使用する - マスカレード ローカルに配信されるメールのドメイン名:メールを受けとりたいドメイン名(mydestinationに該当する様だ.sysconfigエディタで設定してもOK)
- 認証
- 受信メール
リモートのSMTP接続を許可:チェックしない
root宛のメールの転送先:お好みで
[msagw.biglobe.ne.jp]:25のログイン情報を設定する.ここで書き込まれたデータが/etc/postfix/sasl_passwdに設定される.上記で設定した外部配信用メールサーバと正確に一致する様に書く.これを設定したあと,postmapコマンドが叩かれているかは未確認.叩かれていると思うけど….
sysconfigエディタでの設定
- Mail->General MAIL_CREATE_CONFIG: YaSTに設定ファイルを生成させたくないときはnoにする.
- Mail->Postfix POSTFIX_LOCALDOMAINS:メールを受けとりたいドメイン名
- POSTFIX_SMTP_AUTH yes
- POSTFIX_SMTP_AUTH_SERVER yes
- POSTFIX_SMTP_TLS_CLIENT yes (Gmailをリレーホストとしたときは必要だったけど,今回は不要かも)
- POSTFIX_SMTP_TLS_SERVER yes(Gmailをリレーホストとしたときは必要だったけど,今回は不要かも).以下のエラーが出ても,実用上で問題は発生しなかった./etc/postfix/sslをコピーしたらエラーが出なくなった.
warning: No server certs available. TLS won't be enabled
手作業で確認
- /etc/postfix/main.cfの以下の項目を確認.特にポート番号.
relayhost = [msagw.biglobe.ne.jp]:25
- /etc/postfix/sasl_passwdの以下の項目を確認.特にポート番号.
[msagw.biglobe.ne.jp]:25 hogehoge@biglobe.ne.jp:password
- 上記で変更を行った場合は,パスワードデータベースを更新し,postfixを再起動(またはreload)する.
postmap /etc/postfix/sasl_passwd /etc/init.d/postfix restart
設定ファイルのコピー
- /etc/postfix/sslをコピーする.
- /etc/aliasesをコピーする.仮想ドメインを使っていたら,それ様のaliaseデータも持っていく.
Gmailをリレーホストとする場合
手動設定
Postfix で、Gmail にメールをリレーする - 私の二次記憶が非常に参考になる.
Gmailをリレーホストとする場合は,上記の設定に以下の変更を加える.
-
main.cf
relayhost = [smtp.gmail.com]:587 smtp_sasl_mechanism_filter = plain
- sasl_passwd
[smtp.gmail.com]:587 hogehoge@gmail.com:password
パスワードデータベースの更新
postmap /etc/postfix/sasl_passwd
トラブルシューティング
fatal: specify a password table via the `smtp_sasl_password_maps' configuration parameterエラーの文句そのままですね。SASL は定義されていますが、パスワードファイルが指定されていないようです。smtp_sasl_password_maps の記述はありますか? 綴りの間違いはないですか?
status=deferred (SASL authentication failed; cannot authenticate to server smtp.gmail.com[nnn.nnn.nnn.nnn]: no mechanism available)SASL は動作していますが、サーバーとクライアントの間で、合意できる SASL 認証手法が見つからなかったようです。main.cf に、smtp_sasl_tls_security_options = noanonymous は記述されていますか?
2012-07-08(Sun) 編集
[Linux][openSUSE][VirtualBox][grub] ブートローダの設定
初期インストール時にブートローダの設定をいじった記憶はないのだが,サーバによって設定が結構違った.Linux環境を違うHDDや違う仮想マシンに移すときにブートローダの設定が問題になることがあるので,注意./etc/fstabにも注意.
サーバ1 (Virtualboxでcloneしたとき困った)
カーネルイメージ(K) /boot/vmlinuz-2.6.37.6-0.9-desktop 初期 RAM ディスク (I) /boot/initrd-2.6.37.6-0.9-desktop ルートデバイス (R) /dev/disk/by-id/ata-Hitachi_HDS722020ALA330_JK1131YAHEZSLV-part2 オプションのカーネルコマンドラインパラメータ (P) resume=/dev/disk/by-id/ata-Hitachi_HDS722020ALA330_JK1131YAHEZSLV-part1 splash=silent quiet showopts
/dev/disk/by-id/という指定のしかただと,VirtualBoxでclone等をしたとき,idが変わってしまうので,見つからなくなってしまう.
サーバ2
カーネルイメージ(K) /boot/vmlinuz-3.1.9-1.4-desktop 初期 RAM ディスク (I) /boot/initrd-3.1.9-1.4-desktop ルートデバイス (R) /dev/system/root オプションのカーネルコマンドラインパラメータ (P) resume=/dev/system/swap splash=silent quiet showopts
サーバ3
カーネルイメージ(K) (hd0,1)/boot/vmlinuz-3.1.10-1.16-desktop 初期 RAM ディスク (I) (hd0,1)/boot/initrd-3.1.10-1.16-desktop ルートデバイス (R) /dev/disk/by-path/pci-0000:00:0d.0-scsi-0:0:0:0-part2 オプションのカーネルコマンドラインパラメータ (P) resume=/dev/disk/by-path/pci-0000:00:0d.0-scsi-0:0:0:0-part1 splash=silent quiet showopts
サーバ4
カーネルイメージ(K) /boot/vmlinuz-3.1.10-1.16-desktop 初期 RAM ディスク (I) /boot/initrd-3.1.10-1.16-desktop ルートデバイス (R) /dev/disk/by-path/pci-0000:00:0d.0-scsi-0:0:0:0-part2 オプションのカーネルコマンドラインパラメータ (P) resume=/dev/disk/by-path/pci-0000:00:0d.0-scsi-0:0:0:0-part1 splash=silent quiet showopts
サーバ5
カーネルイメージ(K) /boot/vmlinuz-3.1.9-1.4-desktop 初期 RAM ディスク (I) /boot/initrd-3.1.9-1.4-desktop ルートデバイス (R) /dev/disk/by-id/ata-VBOX_HARDDISK_VB40994375-39579603-part2 オプションのカーネルコマンドラインパラメータ (P) resume=/dev/disk/by-id/ata-VBOX_HARDDISK_VB40994375-39579603-part1 splash=silent quiet showopts
/dev/disk/by-id/という指定のしかただと,VirtualBoxでclone等をしたとき,idが変わってしまうので,見つからなくなってしまう.