yuu_nkjm blog


2012-08-01(Wed) [長年日記] 編集

[KVM][VirtualBox] Virtualbox上のゲストOS上でKVMは動かない

Windows 7 (64bit)の上でVirtualboxを動かし,その上にopenSUSE12.1を載っけて,そこでKVMを使おうとした.openSUSE上で/proc/cpuinfoを見るとvmxがなかった.virtualboxの開発が進むとまた変わるかもしれないが,現時点では普通には動かすのは無理そうなので諦めた.


2012-08-02(Thu) [長年日記] 編集

[X10][Windows] X10の開発環境を用意する

X10言語は,IBM Researchが開発している並列分散プログラミング言語である.日本語では,X10セミナーに情報がまとまっている.オフィシャルのサイトは,X10である.

Installing X10DTを参考に,Windows 7 64 bit上にX10開発環境(X10DT 2.2.2)をインストールしたのだが,ちょいちょい詰まったところがあったので,メモを残す.時間が経ってから書いたので,細部は怪しい.

  1. Windows X10DT Installationの,"Cygwin batch installation"を参考にCygwinのインストールを行う.http://x10.sourceforge.net/documentation/install/cygwin-install.zipをダウンロードして,展開,cygsetup.batを実行すれば良い.

    しかし,proxy環境下ではうまくいかない.cygsetup.batの"mkdir c:\cygwin\etc"付近に"copy setup.rc c:\cygwin\etc\setup"を追加する.そして,cygwin-installフォルダに,コピー対象となるsetup.rcを作成し,以下の様に書くとインストールにプロキシが使われる様になる.

    net-proxy-host
    	proxy.xxxx.net
    net-proxy-port
    	xxxx
    net-method
    	proxy
    
    同様に,"addpkg.bat","addbuildpkgs.bat"も実行しておく.
  2. WindowsのPATHの設定に,"C:\cygwin\bin"を指定する.
  3. x10dtのインストールディレクトリ(/cygdrive/c/x10dt/)に移動してからx10dt.exeを起動する.Windows上から直接x10dt.exeを起動しても,x10dt上でx10のコンパイルおよび実行がうまく行かなかった.

2012-08-03(Fri) [長年日記] 編集

[Eclipse] antのbuild.xmlを生成する

Antのbuild.xmlをEclipseから自動生成するには? - MyEclipse ブログに書いてあるように,クリックするだけで作れる.楽ちんなんだけど,自分でのカスタマイズと併用できない(上書きされてしまう)のが難点だな.


2012-08-04(Sat) [長年日記] 編集

[Network][arp][route] BuffaloのブリッジモードのBBルータに無理矢理接続する

注意

書きかけ.下記の手順でBBルータへパケットが届くようになるとは思うが,帰りがどうなっているのか不明.BBルータをブリッヂモードにしているから帰ってくるのかなー.

概要

同一ネットワーク内に存在する異なるネットワークアドレスを持つbuffaloのBBルータに接続する.

ホストPCのIPアドレスは10.100.100.213,BBルータはデフォルトの設定で192.168.11.100をIPアドレスとして持っている.ホストPCとBBルータが別のネットワークにあるため,Web設定画面に接続出来ない.

補足事項として,ホストPCは無線LANと有線LANが使え,ホストPCは有線LANで繋いであるものとする.

まず,arpテーブルを見るとこんな感じ.

$ arp -a 
  10.100.100.213        xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
  10.100.100.254        xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
  10.100.100.255        xx-xx-xx-xx-xx-xx     静的
  192.168.11.100        00-xx-xx-xx-xx-51     動的

まず,ホストPCのarpテーブルを書きかえて,10.100.100.215と00-xx-xx-xx-xx-51を紐づける作戦を考えた..ホストPCから10.100.100.215へアクセスしようとすると,ネットワークアドレスのチェックより先にarpテーブルが検索され,00-xx-xx-xx-xx-51と通信が始まることを期待.

$ arp -s 10.100.100.215 00-xx-xx-xx-xx-51
# arpテーブルを書きかえる.
 
$ arp -a
  インターフェイス: 10.100.100.213 --- 0xc
  インターネット アドレス      物理アドレス      種類
  10.100.100.213        xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
  10.100.100.215        00-xx-xx-xx-xx-51     静的
  10.100.100.254        xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
  10.100.100.255        xx-xx-xx-xx-xx-xx     静的
  192.168.11.100        00-xx-xx-xx-xx-51     動的
# 書き換わってる.

arpテーブルを書きかえた後,ホストPCから10.100.100.215へ接続したが,BBルータのWeb設定画面に接続出来なかった.(インタフェースの設定をしていなかったのが関係している?)

arpテーブルを書きかえるのではなく,ルーティングテーブルを書きかえてみる.

書きかえ前.

route print
 
IPv4 ルート テーブル
===========================================================================
アクティブ ルート:
ネットワーク宛先   ネットマスク       ゲートウェイ     インターフェイス  メトリック
0.0.0.0            0.0.0.0            10.100.100.254   10.100.100.213    266
10.100.100.0       255.255.255.0      リンク上         10.100.100.213    266
10.100.100.213     255.255.255.255    リンク上         10.100.100.213    266
10.100.100.255     255.255.255.255    リンク上         10.100.100.213    266
===========================================================================

192.168.11.100というネットワーク(1台だけのネットワークなので255.255.255.255)へのアクセスを同一ネットワークへのアクセスと同じようにさせる.どうしたら良いのか分からないけど,ひとまずデフォルトゲートウェイにいってしまわないようにしてみる.

route add 192.168.11.100 mask 255.255.255.255 0.0.0.0 metric 1 if 12
# 12は"route print"で上の方に表示されたインタフェース番号.
 
route print
 
IPv4 ルート テーブル
===========================================================================
アクティブ ルート:
ネットワーク宛先  ネットマスク     ゲートウェイ      インターフェイス     メトリック
0.0.0.0           0.0.0.0          10.100.100.254    10.100.100.213    266
10.100.100.0      255.255.255.0       リンク上       10.100.100.213    266
10.100.100.213    255.255.255.255     リンク上       10.100.100.213    266
10.100.100.255    255.255.255.255     リンク上       10.100.100.213    266
192.168.11.100    255.255.255.255  0.0.0.0           10.100.100.213    1
===========================================================================
#リモートセッションが切れてメモできなかったので,記憶から再現.

routeテーブルを書きかえると,10.100.100.215から192.168.11.100にアクセスできるようになった.

注意事項

手動で設定したネットワークの設定は,電源を落としても消えないものがあるため,変な設定をして,戻し忘れないように注意する.


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