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2011-11-03(Thu) [長年日記]

[KVM][openSUSE][サーバまとめ] KVMのホスト機の設定

ブリッジ(ブリッヂ)接続で,KVMクライアントを接続するKVMホスト機の設定をする.

準備

openSUSEをインストールし,セキュリティの設定(sshdとfail2ban)を済ませておく.

ブリッヂ接続を作成する

ブリッジ接続を作成する.openSUSEの場合,yastでKVMハイパーバイザをインストールすると,自動で作ってくれる.作ってくれない場合は,bridge-utilsを使っても,手書きしても良い.水銀室 ブリッジネットワークを設定します

CPUがKVMに対応しているか

Intel系CPUの場合は"grep --color vmx /proc/cpuinfo",AMD系CPUの場合は,"grep --color svm /proc/cpuinfo"とする.

KVMのインストール

  • yast->インストールで,kvm,qemu,virt-manager,bridge-utilを選択する
  • KVMモジュールがインストールされているかをチェックする.
    lsmod | grep kvm
    

    なにも表示されなかったら,

    modprobe kvm
    modprobe kvm_intel
     
    lsmod | grep kvm
    kvm_intel              53490  0
    kvm                   374471  1 kvm_intel
    
  • yast->ハイパーバイザのインストール->KVMを選ぶ.グラフィカルコンポーネントのインストール-> yesとする.
  • ネットワークブリッジ-> yesとするとネットワークが落ちてしまうことがあるので,遠隔で作業するときは注意する.デフォルトゲートウェイでデバイスを"eth0"といったように指定していると,ブリッジした場合に落ちる可能性が高い.デフォルトゲートウェイのデバイスは"―"にしておくのが良さそう.もしくは,ブリッジしたあと,デフォルトゲートウェイのデバイスをブリッジ(br0)に指定する.ネットワークの設定は以下の様になる.
ネットワーク設定
  │名前                                    │IP アドレス   ││
  │NetXtreme II BCM5709 Gigabit Ethernet│0.0.0.0       │eth0 │
  │ネットワークブリッジ                    │1xx.xx.xx.150 │br0│
ルーティング
  │  130.54.21.129 │デバイス - │
または
  │  130.54.21.129 │デバイス br0 │ 
#(eth0)だと死ぬ

KVMの起動

トラブルシューティング

  • "error: unknown OS type hvm "というエラーが出たが,libvirtdを再起動したら直った.

参考ページ


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