yuu_nkjm blog
2011-11-04(Fri) [長年日記] 編集
[KVM][openSUSE][サーバまとめ] KVMのクライアント機の新規作成
GUIを使ってインストール
virt-managerコマンドを使って,KVM仮想マシンマネージャを起動する.新規(new)ボタンを押すとKVM仮想マシンの作成がはじまる."error: unknown OS type hvm "というエラーが出たが,libvirtdを再起動したら直った.
- メモリを割り当てる.
- 仮想HDDを作成する.
- インストールディスクを仮想CDとして登録する.
- インストール元をその仮想CDとする.
- openSUSE11.4(64bit)のインストール - yuu_nkjm blog(2011-07-18)を参考にさらりとインストール.
コマンドラインからインストール
virtshとかvirt-installを使うとコマンドラインからKVMクライアントイメージをインストールしたり,管理したりできるようだ.
参考ページ
2011-11-03(Thu) [長年日記] 編集
[KVM][openSUSE][サーバまとめ] KVMのホスト機の設定
ブリッジ(ブリッヂ)接続で,KVMクライアントを接続するKVMホスト機の設定をする.
準備
openSUSEをインストールし,セキュリティの設定(sshdとfail2ban)を済ませておく.
- openSUSE11.4(64bit)のインストール - yuu_nkjm blog(2011-07-18)
- sshdのまとめ - yuu_nkjm blog(2011-07-12)
- fail2banのまとめ - yuu_nkjm blog(2011-07-20)
ブリッヂ接続を作成する
ブリッジ接続を作成する.openSUSEの場合,yastでKVMハイパーバイザをインストールすると,自動で作ってくれる.作ってくれない場合は,bridge-utilsを使っても,手書きしても良い.水銀室 ブリッジネットワークを設定します
CPUがKVMに対応しているか
Intel系CPUの場合は"grep --color vmx /proc/cpuinfo",AMD系CPUの場合は,"grep --color svm /proc/cpuinfo"とする.
KVMのインストール
- yast->インストールで,kvm,qemu,virt-manager,bridge-utilを選択する
- KVMモジュールがインストールされているかをチェックする.
lsmod | grep kvm
なにも表示されなかったら,
modprobe kvm modprobe kvm_intel lsmod | grep kvm kvm_intel 53490 0 kvm 374471 1 kvm_intel
- yast->ハイパーバイザのインストール->KVMを選ぶ.グラフィカルコンポーネントのインストール-> yesとする.
- ネットワークブリッジ-> yesとするとネットワークが落ちてしまうことがあるので,遠隔で作業するときは注意する.デフォルトゲートウェイでデバイスを"eth0"といったように指定していると,ブリッジした場合に落ちる可能性が高い.デフォルトゲートウェイのデバイスは"―"にしておくのが良さそう.もしくは,ブリッジしたあと,デフォルトゲートウェイのデバイスをブリッジ(br0)に指定する.ネットワークの設定は以下の様になる.
ネットワーク設定 │名前 │IP アドレス ││ │NetXtreme II BCM5709 Gigabit Ethernet│0.0.0.0 │eth0 │ │ネットワークブリッジ │1xx.xx.xx.150 │br0│ ルーティング │ 130.54.21.129 │デバイス - │ または │ 130.54.21.129 │デバイス br0 │ #(eth0)だと死ぬ
KVMの起動
- 起動の準備.
chkconfig libvirtd on /etc/init.d/libvirtd start chkconfig libvirt-guests on /etc/init.d/libvirt-guests start
- virt-managerコマンドを使って,KVM仮想マシンマネージャを起動する.新規(new)ボタンを押すとKVM仮想マシンの作成がはじまる.
- X11が飛ばせないときは,X11フォーワディングをしようとしたとき,DISPLAY変数に値が設定されない - yuu_nkjm blog(2011-08-01) を確認する.
トラブルシューティング
- "error: unknown OS type hvm "というエラーが出たが,libvirtdを再起動したら直った.
参考ページ
2011-09-16(Fri) [長年日記] 編集
[grep][Postfix][command] grepでマッチした行とその後ろの行を取得し,特定の文字列を色づけする(for maillog)
hoge-.*@nkjm.infoというメーリングリストが正しく動作しているかを,目視で調べたい.
管理しているサーバでは,hoge-.*@nkjm.infoへのメールは,その次の行でstatusが表示されるので,grepでhoge-.*@nkjm.infoとマッチさせつつ,Aオプションを使ってその次の行も取得する.色づけはcolorオプションを使う.
grep -A 1 -e 'hoge-.*@nkjm.info' /var/log/maillog|grep --color -e 'status='
メーリングリストのチェックの場合は,maillogを目で見てメーリングリストへの投稿と覚しきメールのIDを発見し,それを使ってgrepすると良いと思う.
メールのIDのようなものとは「Sep 21 11:41:03 localhost postfix/qmgr[11776]: E24B2E18038 ← これのこと: from=…」.
grep -A 1 -e 'メールのIDのようなもの' /var/log/maillog
PuTTY上で実行した結果
